第39回全日本ウエイト制空手道選手権大会

第39回全日本ウエイト制空手道選手権大会
令和6年6月29日(土)30日(日) エディオンアリーナ大阪
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徳田寛大先生が指導する道場
堺本部道場 西浦道場 軽里教室
 
 今大会、大阪南支部からは以下の3名の選手が挑戦しました。

佐川人成【軽量級-70㎏】
 初戦は圧倒的な差をつけて完勝。2回戦の相手は、昨年の第13回全世界空手道選手権大会で徳田寛大先生を下したロシアの強豪選手。強敵相手に序盤はスピードで圧倒、相手の追従を許しません。中盤から速度に慣れてきた相手選手と打ち合いに。本戦終了。佐川に旗1本上がるも 1-0 で延長戦に、更に打ち合いが続くも、佐川の動きが若干粗くなる。そのままズルズルとペースを握ることが出来ず、判定5-0で敗退した。
 世界クラスの相手に互角以上の闘いを出来るだけのフィジカルの強さと、泥仕合になった時の対応力の低さ。長所と短所が同時に発露した試合となった。

外川勝宗【中量級-80㎏】
 初戦は相手を寄せ付けず圧倒。順当に駒を進める。2回戦の相手は昨年度同階級の王者 飯塚 翼選手。 3月の関西地区の強化稽古では講師を担てくれました。大胆な攻めとは裏腹に、緻密に計算されたロジックを持つ、現代を象徴する選手の1人。
 外川がイメージしていた間合い、ギリギリ外側にポジショニングし、攻防を行う。外川の技は当たらず、飯塚の技が当たる状態が続く。結果は本戦5-0で判定負け。
 この後、この階級を制し、3連覇を達成する実力者との一戦は、彼の成長に大きく寄与する経験値となった。
 
徳田寛大【軽重量級-90㎏】
 一昨年は同階級準優勝、昨年は第3位。今年の目標は一番高い所。それ以外は意味を持たない事は、本人が一番自覚している。
 初戦はシード。2回戦から登場した徳田は、相手の捨て身技に合わせて下段突きで技あり。本戦5-0で勝利を納めた。
二日目、準々決勝の相手は岐阜の西尾咲哉選手。まだ10代だが、大きく柔らかい身体を撓らせ、鋭い技を放つ。序盤から徳田が後ろに下がるフェイントから中段突き、まともに中段を捉え、一瞬で西尾が崩れ落ち、1本勝ち。準決勝に駒を進めた。
 準決勝は京都の大秦零司選手。本戦2-0と優位に試合を進めるも、延長戦で粘られ、終盤に逆転を許し判定負け。
 三位決定戦の相手は愛知中央支部のホープ、木山獅勇選手。お互いダメージが蓄積した状態からスタート。序盤から必死の打ち合い。徳田が終盤に上手く纏めて判定勝ち。第3位となった。

 去年と比べると若手選手は飛躍的な成長を遂げました。地力はトップ選手に近づきつつあります。が、我々関西の選手と、関東のトップレベルの選手を比べると、完成度、洗練のされ方が違います。
 特に今回の全ての階級のチャンピオンに共通して言えることは、『常に闘っている自分を俯瞰で観る』ということが出来ています。
 試合の流れの中で、要所を見極め、すべきことを、すべき瞬間に行う。その結果として、観客を巻き込み、審判を納得させ、勝利する。言い換えるとセルフプロデュースという事でしょうか。

 改めて深いところまで解析し、勝利の為の必要要件を研究しなければならないと感じました。

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